証券アナリスト二次:合格へのポイント

2019年8月11日

証券アナリスト二次:合格へのポイント

こんにちは、みなとらです。

2019年、証券アナリスト二次試験に合格しました。

というわけで今回は、

証券アナリスト二次試験に合格するために押さえるべきポイント

を紹介します。

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証券アナリスト二次試験の概要

・試験日:6月上旬(毎年1回)

・試験時間:午前の部・午後の部それぞれ3時間半の合計7時間

・出題範囲:一次試験の範囲+「職業倫理・行為基準」

・一次試験と違って、完全筆記式

・合格点は公表されていないが50%程度が合格ライン

・合格率は約45〜50%(2019年は45.0%)

・「職業倫理・行為基準」は一定の割合を取らないと不合格

・一次試験と同じで関数電卓OK

一次試験との一番の違いは出題範囲に「職業倫理・行為基準」が加わることでしょう。

あとで詳しく説明しますが、配点は低いですが難しくありません。

次に配点を見てみましょう。

証券アナリスト協会からは以下のように公表されています。

試験科目名 配点
証券分析、企業分析、経済 360点
職業倫理・行為基準 60点

もう少し詳しく・・・

過去問から分析すると、こんな感じです。

試験科目名 配点
証券分析 約210点
企業分析 約90点
経済 約60点
職業倫理・行為基準 60点

証券分析が全体の約半分を占めます。逆に経済の配点は低いです。

これらのことから、合格するために押さえるべきポイントは以下の3つです。

・正答率が5割でも合格できる → 深追いしない
・証券分析に時間をかける
・職業倫理・行為基準で点を稼ぐ

以下で詳しく説明します。

合格のためのポイント

正答率が5割でも合格できる → 深追いしない

正答率は5割程度でも合格できます。

逆に言うと、問題の半分くらいは捨てても大丈夫ということです。

初めて見る問題や他の受験者も解けないような奇問・難問は捨ててもOKです。

過去問で勉強する時はもちろん、試験本番でも深追いせずに割り切って進みましょう。

※ただし、分からなくても、とりあえず何か書いておくことはとても大切です。これについては一番最後で説明します。

証券分析に時間をかける

配点の約半分が証券分析なので、証券分析を中心に勉強しましょう。

逆に経済は配点が低いので、出題頻度が高いものだけを勉強しておけば良いでしょう。

各分野で押さえておくべきポイントについては以下の記事を参考にしてください。

🔽証券分析

🔽企業分析・経済

「職業倫理・行為基準」で点を稼ぐ

二次試験では、一次試験の範囲に加えて「職業倫理・行為基準」が出題されます。

配点は60点と低いですが、しっかり対策をしましょう。

と言うのも、出題パターンと回答のパターンが決まっているため、過去問で解く練習をしておけば高得点が取れるためです。

最低でも50点は取れるようにしましょう。

試験当日の注意点

二次試験は、一次試験と違って完全筆記式なので手が疲れます。

また、一次試験ほど時間に余裕もありません。

なので、肉体的にも精神的にも疲れます。

スゴく疲れます。

覚悟しましょう(笑)

体調管理もしっかりして試験当日を迎えましょう。

合格するために一番大切なこと

試験本番では、分からなくても、とりあえず書きましょう。

部分点がもらえるからです。

部分点をバカにしてはいけません。

特にこの証券アナリスト二次試験において、部分点狙いで書きまくったかどうかは合否に大きな影響を与えます。

まったく問題が分からなくても、関係ありそうなことを書きまくることが大切です。

二次試験は一次試験より合格率は低いです。

しかし、ある程度勉強して書きまくれば受かる試験です。

頑張ってください。

応援しています。