大学生はプログラミングを勉強するべきか:オススメの言語

2019年7月28日

大学生はプログラミングを勉強するべきか:オススメの言語

プログラミングの勉強をするべきか悩む大学生が増えているそうです。

悩むくらいなら、やれば良いのに。

以上です。終わり。

 

 

 

少なすぎるので、もう少し書きます(笑)

大学生がプログラミングを勉強しようか悩む理由は、おそらく就活を意識してのことだと思います。

ですので、この記事の前半では、就活という点から学生のタイプ別に「プログラミングを勉強するべきか」についてもう少し詳しく書きます。

後半では、大学生にオススメの言語を紹介します。

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プログラミングを勉強するべきか

就活でIT系を受ける予定の学生

絶対にやりましょう。

プログラマー志望であろうが営業志望であろうが、 文系であろうが理系であろうが、絶対にやった方が良いです。

プログラミングをやらない理由がないからです。

主流言語の多くは無料で使えて一人ですぐに始められます。また各言語の情報も書籍やネット上にたくさんあります。

それなのにプログラミングをしたことがないのは、もはや「ITに興味がない」と言ってるようなものです。

面接を想定してください。
「ITに興味があります!」→「これまでどのような言語を使った経験がありますか?」→「・・・ないです・・・」→ 爆死

少しで良いのでやった方が良いです。仮に行き詰まったとしても、そのことを覚えておいて面接で話すと話が弾むこともあります。

新卒で大手IT系に就職した友人の話ですが「未経験でもプログラマーにはなれる。ただ、SESや下請が多くそれらの業務には差がなく、また裁量をもって仕事ができない」とのことです。

IT系に興味がない文系学生

IT自体に興味がなく、就活でもIT系を受けないのであれば、無理してやる必要はないでしょう。

時間がある時とか、興味が出た時にやってみるのが良いでしょう。

IT系に興味がない理系

できればやった方が良いです。

自分自身はITに興味がなくても、就職した後に理系だからという理由だけでITの知識が必要な業務を命じられる可能性があるためです。

少しだけでもコーディング経験があると、いざという時に自分を助けてくれます。

オススメのプログラミング言語

完全な初心者、コーディング未経験者なら

やりたい言語があるなら、その言語でコーディングするのがモチベーション的にベストです。

では、やりたい言語や、気になる言語がない場合はどうするか。
これも友人からのアドバイスですが「Rubyか、作ってることを実感しやすいJavaScriptがオススメ」とのこと。

まちがってもC言語から勉強するのはやめましょう。
Cをやる明確な理由があるなら良いですが、 初心者には自由度が高すぎて逆に楽しくないでしょう。

データサイエンスに興味があるなら

Python 一択です。

機械学習や深層学習におけるスタンダードになりつつあるからです。

書籍も良書が豊富です。

データサイエンスを学び始めると、実際に分析をしたくなると思います。そんな時はKaggle(サイトはこちら)に挑戦するのが良いでしょう。

ただ、「英語がムリ」「手軽にやりたい」なら、SIGNATE(サイトはこちら)がオススメです。

データの扱いに強いアクチュアリーになりたいなら

これは私のことです(笑)

R, SAS, Pythonですね。転職活動中でも、この言語の使用経験はよく質問されました。

RもSASも勉強のハードルは高くないです。 大学生が独学するならRかPythonでしょうね。

SASは書籍やネット上での情報量が少ないので、独学では厳しいと思います。またR, Pythonがある程度使えるのであれば、SASも問題なく使用できるでしょう。

手段であって目的ではない

プログラミングはあくまで手段であって、それ自体が目的ではありません。ですので、その目的に適した言語を使えば大きな失敗をすることはないでしょう。

例えば、凝った感じのホームページを作りたいのであれば、PHP, HTML,CSSでも構いません。 複雑な数値シミュレーションを早く実行したいなら、速度の速いC言語でも良いでしょう。

勉強の仕方について

まず、勉強というよりはコーディングの経験を積んでほしいです。就活でも実務でもコーディング経験が全てです。

その上で、物足りなくなったら基本情報とかの勉強をすれば良いでしょう。

具体的なコーディング経験の積み方ですが、まずは一冊、初心者向けの書籍を書いましょう。

最近はネットで無料の動画を観れますが、動画を観ながら同時にコーディングをすることは初学者には無理です。

パソコンの横に本を置いて、本に書いてあることを自分の手で一つ一つ入力して、自分で確かめながら進めましょう。一見遠回りなように見えて一番効果があると思います。

慣れてきたら、Qiita等を参考にするのも良いでしょう。他の人のコードや考え方を学べる良い機会になります。

最初はエラーばかりで辛いかもしれませんが、プログラミングは乗り越えたエラーの数だけ上手くなると思います。自分のペースでコーディング経験を積んでいってください。