アクチュアリー【生保数理】:教科書(下巻)のポイント
こんにちは、みなとらです。
今回は、前回⬇️の続編です。
初めて生保数理(下巻)の教科書を読む人に向けて、しっかり読むべきポイント、読まずに飛ばしても大丈夫なポイントを紹介します。
前回も言いましたが、大切なコトなのでもう一度言います。
なので、そーゆー箇所は飛ばして、どんどん先に進むことが大切です。
先に進む勇気を持ちましょう。
教科書(下巻)のポイント
上巻と同じで、初学者は年複数支払の式は飛ばしてOKです。
むしろ積極的に飛ばしましょう!
※式番号は2019年9月現在の教科書のものです(第92改訂版)。
第7章:営業保険料
第4章の純保険料が理解できていたら、難しくないはずです。
いろんな「費用」が出てきますが、覚えようとしなくてOKです。
セクション1だけはしっかり読みましょう。
それ以降は流して大丈夫です。
この章はサクッと読みましょう。
・§1:全部読みましょう
・§2, 3, 4
第8章:実務上の責任準備金
重要な章です。
純保険料式(第5章)、チルメル式、短期チルメル式、全期チルメル式、初年度定期式の違い意識しながら読みましょう。
・§1:全部大事。とくに(8.1.1)〜(8.1.5)
・§2:(8.2.1)〜(8.2.6)
・§3
・§2:修正初年度定期式責任準備金(保険監督官式、イリノイ基準)
・§4、§5
第9章:解約その他諸変更に伴う計算
初学者はあと回しにしましょう!
第10章、第11章
試験範囲外です♪
第12章へ⬇️
第12章:連合生命に関する生命保険および年金
連合生命、通称:連生についての章です。
同じような式がズラーと並んでいるので、読むのが嫌になるかもしれません。
大丈夫です!
そう感じるのが普通です(笑)
特に連生に関しては、実際に過去問を解いた方が、勘どころ・ポイントがわかると思います。
なので、ややこしいと感じたら、どんどん飛ばしてOKです。
ちなみに、教科書はほぼ式のみの説明ですが、ベン図を描いてみることもオススメします。
・§1、3、4、5、7、8、:全体的にサラッと読む。あまり深入りしない。
・§6:復帰年金(12.6.3)
・§2
・§1:(12.1.36)以降
↑テキトーな説明でゴメンなさい・・・
ただ、繰り返しになりますが、連生に関してはサラッと読んでさっさと過去問を解くことをオススメします。
第13章:就業不能(または要介護)に対する諸給付
この章を読む前に、上巻の第3章を読みましょう。
この章ではaaやiiなどの記号が出てきますが、実はあまり複雑ではありません。
集団間の移動を意識・イメージして読みましょう。
・§1、2:全体的にサラッと読む。あまり深入りしない。
・§3、4
就業不能に関しても連生と同じで、あまり深入りしないでさっさと過去問を解きましょう。
第14章:災害および疾病に関する保険
試験範囲内では最後の章です。
ページ数が少ないので読んでも良いですが、読まずに過去問演習に進んでも良いでしょう。
・§1〜3:暗記するべき箇所は特にない。さらっと読む。
重要なのは:教科書 << 過去問
何回も繰り返し言ってきましたが、最後にもう一回だけ言わせてください。
教科書はサラッと読んでさっさと過去問を解きましょう!!
(参考)もっと効率的に合格を目指すなら⬇️がオススメ
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